第9章 社交ダンス講師として①

アメリカンスタイルの社交ダンスとは

今でも、よく聞かれる質問は「アメリカンスタイルの社交ダンスって何ですか」です。TVなどの影響で「社交ダンス」といえば、男女ペアが正装に近い装いで、時に競技会に参加したりする、比較的、形のしっかりしたスタイルではないでしょうか。日本で「社交ダンス」と呼ばれるスタイルは、社交ダンスの中でも「競技用スタイル」と呼ばれるものです。その名の通り、競技会出場のために考えられたスタイルですので、アメリカなどでは、しばらくペアダンスを学んだ後で競技会に出場する人が学びます。ですので、ペアダンスを習い始める人は、まず基礎のステップ、そしてカジュアルなタイプのステップを学び、その後に希望者がこの競技会のスタイルに入ります。このカジュアルなタイプのスタイルにあたるものが、アメリカンスタイル社交ダンスです。カジュアルとはいえ、上級レベルでは競技用のステップも含まれているので、アメリカンスタイルを極める上級者も多いです。海外のパーティでは、一般の人々がこのスタイルを踊ります(日本の社交ダンスパーティでは、殆どの方が競技用スタイルで踊りますので、海外の方が見ると驚かれます)。

日本ではこの競技用スタイルが「社交ダンス」として一般的になってしまっており、初心者の方が初めからこのスタイルを習うようになってしまっています。私も、競技スタイルの美しさ、素晴らしさを感じており、アメリカ在住中にイギリスの権威ある資格も取得しました。しかし、日本でペアダンスを一人でも多くの方に知っていただくという観点から見ると、初心者がすぐに競技用スタイルを学ぶ日本のシステムでは、そのステップの難しさなどから、ペアダンスの人口が増えにくいようです。流行っているように見える社交ダンス人口ですが、実際は何十年も変化がないということです。これからも、引き続きアメリカンスタイル、そして競技会スタイル、共に素晴らしさを皆さんに伝えていきたいと強く願っています。

競技用とアメリカンスタイルの違い

 

日本で一般的に行われる競技用の社交ダンスはその名の通り、競技会でおこなわれる10種目のダンスです。海外では、スタンダード、日本ではモダンと呼ばれる、スローフォックストロット、ワルツ、クイックステップ、タンゴ、ウィンナワルツの5種目、ラテンアメリカンと呼ばれるルンバ、チャチャ、サンバ、ジャイブ、パソドブレの5種目があります。日本の一般的な社交ダンスパーティでは、ブルース(アメリカンのスウィング)、ワルツ、タンゴ、ジルバ、ルンバ(アメリカンよりゆっくり)、チャチャチャの6種目の曲が交代に流れます。もちろんパーティによってサンバやウィンナワルツ、クイックステップをかける所もあります。アメリカンスタイルの社交ダンスを中心にレッスンやパーティを行っているJSDCでは、12種目のダンスとアルゼンチンタンゴを学べ、パーティでもそのまま13種目の曲を流します。アメリカンスタイルのワルツ、フォックストロット、タンゴ、ウィンナワルツ、アメリカンスタイルにはないクイックステップ、アメリカンスタイルのルンバ、チャチャ、サンバ(競技会用のステップも入っています)、メレンゲ、サルサ(マンボ)、スウィング、ハッスル、そしてアルゼンチンタンゴです。3年前のJSDCのパーティに比べて、どの曲をかけても皆さんが積極的に楽しんで踊れるようになり本当に嬉しいです。JSDC、そしてアメリカンスタイルはこれからもどんどん広がります。赤ちゃんでも音楽に合わせて体を動かすほど、ダンスは人間にとって自然なものです。皆さんも周りの人を是非誘って楽しさを共有してみてください。

   また種目などについて質問がありましたら、いつでも講師におたずね下さい。

アメリカンスタイルと競技用の違いについて

これにつきましては何回かこのコラムで取り上げていますが、日本の社交ダンスが殆ど競技用の為、JSDC生徒さんやアメリカンスタイルに関心がある方々は、色々聞かれたり疑問があるのではないかと思い、もう一度語ることにしました。根本的には競技に出るためのダンスかパーティで楽しむためのものかの違いが一番大きいです。競技用は競技で勝つためのダンスですから見栄え、正確さが重要視され、アメリカンスタイルは楽しむためのダンスですからリード、即興性が大切です。競技用のステップは11つがかなり難しく1つ1つこなすにはステップをする前にそれに必要なテクニックを学ぶ必要があります。ですから時間がかかります。グループレッスンでは習得するのが難しいため個人レッスンを取る場合が多くなってきます。その点からも競技用を踊る人は時間と金銭的に余裕のある年配者が多くなるのは当然です。1つ1つのステップが難しい為マスターするのに1つのルーティーン(ステップを組み合わせたもの)を作ってこれを何度も繰り返して練習していきます。

アメリカンスタイルは、レベルが全くの初心者からステップを増やしながら少しずつ上げていく普通の習い事の方法ですのでどんなレベルでもそれなりにパーティですぐ踊れて楽しめます。ですからグループレッスンを中にに成り立っています。アメリカでは誰もがアメリカンスタイルから入り、何年か経ち上達していってから競技用に興味を持った人が競技用を習い出します。とにかく少しでも多くの人にダンスを楽しんでもらいたいです。

人生が明るくなります。

 

ダンスの種目について

今回はダンスの種目についてです。
JSDCでは、アメリカンスタイルの社交ダンスを中心にレッスンを行っていますが、
種目としては、フォックストロット、タンゴ、ワルツ、クイックステップ、ウィンナー
ワルツ、ルンバ、サルサ、メレンゲ、チャチャチャ、スウィング、ハッスル、ボレロ、
サンバ、アルゼンチンタンゴの14種目です。こうして並べてみると、こんなにたくさ
んやっているのかと思われるかもしれませんが、月日をかけてレッスンを取っていくと
、皆さんいつの間にかほとんどの種目を踊れるようになっています。
こんなにたくさんのダンスが踊れるというのは、本当に素晴らしいことです。ダンスを
やっていない人から見ると、びっくりされることでしょう。来月にワークショップで行
うバチャータも、基本ステップは多くの生徒さんが踊れますし、今後、いつかウエスト
コーストスウィングもやってみようと思っています。最近は、スウィングのレッスンの
中にチャールストン(ステップの名前)も入ってきました。
JSDCでは、入門・初級でも8種類のダンスが踊れるようになりますが、アメリカン
スタイルの特徴として、初めてのレッスンから音楽をかけて踊れるようになるというこ
とです。ステップを数をたくさん知らなくても、音楽に合わせて踊れる喜びは何とも言
えない楽しさがあるものです。
これからも、皆さん、どんどん踊ってくださいね!

ダンスを始めるきっかけ

今回は、ダンスを始めるきっかけについてです。たくさんのJSDCの生徒さんにイン
タビューしました。

・友達にすすめられて(多数)
・私でも始められる所がないかと教室を探していたところ、JSDCの記事が出ている
新聞を見て、ここなら気楽に出来るだろうと思った。
・ウィーンに行って、みんながウィンナワルツを踊っている姿を見た。是非これをやり
たいと思って始めた。
・社交ダンスの羽の付いたドレスを着て踊ってみたいと夢見ていたので。
・クルーズで踊れるようになってみたいと思った。
・社会人になって、一つのたしなみとしてダンスを踊れるようになりたかった。
・頭を使いながら、身体も使うダンスをしてみたかった。
・健康のため、友達作りのために、家にいるよりいいからと長女にすすめられた。その
結果、いつの間にか、糖尿病が治ってしまった。ダンスのお陰。
・ラテン音楽が好きで、音楽に合わせて踊ってみたいとサルサから始めた。
・ニューヨークの街角で踊っている様子をTVで見て始めた。
・小さいころからバレリーナになりたいと思っていたが、バレエが出来なかった。一人
で踊るダンスを6年経験したが、今度は男性と組んだ踊りをしたいと思った。

皆さん、ダンスを始めるきっかけは本当にそれぞれのようです。ダンスに出会った人生
はいかがでしょうか。ダンスで人生が変わったご報告、お聞かせ下さいね!

パーティでの男女の役割

今回はパーティでの男女の役割についてです。

「パーティでは女性から誘ってもよろしいのですか?」という質問を時々女性の方から聞きます。男女平等の世の中です。もちろん「どうぞ。」と言いたいです。

しかしペアダンスの場合、男女の役割は大きく違います。男性は①ステップを踏む。②リードをする。③次のステップを考える。④周りを見て人のいない所へ女性を導く。

男性はリードしてこそリーダーであり、女性はフォローしてこそフォロワーです。女性はリーダーの動きを感じてフォローします。

ただ、音楽に関しては、女性は音楽をよく聞いて、男性が音楽に合わせられない場合、何らかの方法で男性が音楽に合わせられるように導いて下さい。男性はステップやリードで頭がいっぱいで音楽が耳に入らない場合がよくあります。

エスコートはやはり男性がするものです。特にJSDCの男性の生徒さん達は、できるだけ色々な女性と踊って下さるジェントルマンが多く、私も大変有り難く思っております。

皆、パーティで楽しみたい気持ちは同じです。

できるだけ多くの人がパーティで楽しめるようにJSDCスタッフはアイデアを出していきたいと思っております。

皆さんも良いリーダー、良いフォロワーになってパーティを楽しんで下さい。

ダンスを始めて変わったこと

今回はダンスをやって変わったことについてです。生徒さんにインタビューしてみた結
果です。
・以前は、外へ出かけると、次の日は家で休んでいましたが、今では毎日外で出かけら
れるようになりました。そして周りの人に若くなったね、と言われるようになりました
(80代女性)。
・もう一生このままかと思っていた肩こりが治りました(40代女性)。
・ウエストが5センチ減り、以前のズボンがはけるようになりました(50代男性)。
・寝つきがよくなりました(70代男性)。
・性格が明るくなり、人に会うのが楽しみになりました(70代女性)。
・歩く時、よく足の裏が地面にあたって転びそうな時がよくありましたが、今では足が
上がるようになり、楽に歩けるようになりました。ウエストも6センチ減りました(5
0代女性)。
・会社で「何でそんなに楽しいの」と言われるほど、仕事にも打ち込めるようになりま
した(30代女性)。
・生活にメリハリが出てきました(80代男性)。

嬉しい変化、私も嬉しいです。
さて、皆さんにはどんな変化が現れましたか?

ダンスが踊れることの喜び

今回は「ダンスが出来ることの喜び」についてです。

音楽は人間にとって非常に大切なものです。人の心を癒し、楽しませ、希望・夢を与え
、生きる力を湧かせます。人は音楽を聴く時に、それに合わせて、声に出す(歌う)こ
とと、身体を動かす(ダンスをする)ことは自然なことです。ですので、ダンスは「特
別なもの」ではありません。TVや映画のワンシーンのように、軽やかに踊ってみたい
と思った人は多くいると思います。

でもダンスをやってみたいけど、色々な事情でそれが出来ない人もたくさんいます。身
体の問題、生活(仕事など)に追われて時間が取れない、など理由は様々です。だから
反対にダンスが出来る人、現在やっている人は、本当に幸運なのです。

JSDCでは、一般の人以外に身体不自由な施設や視覚障害者のサークルなどのボラン
ティアやシニアクラスなどの特別クラスも行っています。皆さん、ダンスを始めてから
体の調子が良くなったという声をたくさん聞きます。

私自身、ダンスが出来ることは本当に有り難いことだと思っています。皆さんもダンス
が出来ることに感謝してください。そして他の人たちと仲良く楽しくやって下さい。色
々なことがあっても出来るだけ長くダンスを続けてみてください。

舞台で踊ること

今回のテーマは「舞台で踊る」ことがテーマです。この場合、文字通り、舞台(ステージ)でお客様にダンスを披露するデモンストレーションやパフォーマンスのことです。パーティで踊る場合は、お客様は4方向、又は、3方向ですが、ステージの場合は1方向ですので、振り付けをする場合、多少変化が出てきます。社交ダンスのみを踊る方は、常にお客様が周りにいますので、見せる向きというのを考える必要がないかもしれません。お気付きの方がいらっしゃるかもしれませんが、例えばJSDCの専属舞踊団ジャパンソーシャルダンスシアター(JSDT)は、舞台で踊って来たダンサーの集団で、将来も舞台で踊る事を目標にしていますので、基本的に一方を見せる振り付けで作品を作っています。JSDTも、ペアダンスを基本にこれまでバレエやタップ、ヒップホップなど様々なダンスの要素を取り入れながら、一つ一つ大切に作品を作っています。711日のサマーパーティでは、新作のスウィングを披露致します!今までのスウィングと少し異なった、大人の雰囲気を出して作っています。是非、ご覧いただき、ご感想をお聞かせ下さい。また、JSDTを応援して下さる「JSDTサポーターズクラブ」会員も随時募集しております。より多くの方からのダンサーへのサポートをお願いしております。詳細などホームページにも掲載がありますが、お気軽にお問合わせ下さい。

人気の種目

JSDCで現在人気のあるクラス(種目)は、サルサ、ハッスル、スウィング、アルゼ
ンチンタンゴです。サルサやアルゼンチンタンゴは世界中でも人気があり、踊る場所も
多くあります。残念ながら気楽に飲んだりしながら、社交ダンス(ワルツ、ルンバなど
)を踊る場所は、日本だけでなく、アメリカでも昔に比べて少なくなっています。スタ
ジオやホテルで開かれるパーティが殆どなのではないでしょうか。

JSDCでは、今まで行っている月一回のアメリカンスタイル社交ダンスの練習会とア
ルゼンチンタンゴだけの練習会(プラクティカ)に加えて、サルサ、ハッスル、スウィ
ングの練習会を5月からスタートします。この3つのダンスは多くの共通性があり、同
じ名前のステップを使うことが多くあります。女性を回すことが多いのもこの3つのダ
ンスです。ハッスルは、スウィングとサルサが組み合わさって出来たものと言っても過
言ではありません。音楽はそれぞれ違います。パーカッションやドラムを多く使うサル
サ、1970年代80年代のディスコやソウルミュージックに合わせて踊るハッスル。
代表曲はサタデーナイトフィーバーでしょう。スウィングは1920年代後半のリンデ
ィホップやロックンロールに合わせて踊ります。

音楽に合わせてすぐ体を動かしたくなるこの3つのダンス、皆さんも是非楽しんでくだ
さい。

スウィングについて

今回はスウィングについてお話します。英語「SWING」は基本的には「揺れる」という意味を含んだもので、音楽では「スウィングジャズ」、ダンスでは「スウィングダンス」を指します。ダンスは、音楽に合わせて体を動かすことですので、音楽によってダンスの種類も違います。スウィングジャズで踊れるペアダンスは、スウィング、フォックストロット、クイックステップ等があります。ダンスの「スウィング」はいくつかのダンスの種類の総称で、その中には、オリジナルであるリンディホップ、シャグ、バルボア、イーストコーストスウィング、ウエストコーストスウィング、ジルバ、ジャイブ、イギリスのバップ、ヨーロッパのロックンロール、ブギなどがあります。日本やアメリカの社交ダンスパーティで一般的に踊られるスウィングはジルバで、スウィングのマニア達はリンディホップを中心に、バルボア、シャグなどを踊っています。リンディホップの中にも、ニューヨークで始まったサボイスタイルと後に西海岸で広まったハリウッドスタイルがあります。

私自身もNYに住んでいた頃、ロックンロールに乗ってジルバを踊りTVに出演したり、日本代表として世界中のスウィングダンサー達が集まる大会でリンディホップを踊ったこともありました。中南米のラテンもいいですが、アメリカ生まれのスウィングも本当に楽しいダンスです。JSDCでは、最近「SWING・ジルバを踊ろう」というDVD(初級・中級)を出しました。皆さんにも是非スウィングの奥深さを楽しんで頂きたいです。

DVD制作

2009年にJSDCDVD「ブライダルダンス」「JSDCステップリスト初級①&②」「Swingジルバを踊ろう①&②」の計5本を製作しました。Swing・ジルバの編集以外は、殆どJSDCのスタッフで作りました。

JSDCステップリスト」は6年ほど前に一度作ってみたのですが、その出来は酷いもので、講師が画面から時々はみ出したり、説明も曖昧だったりと、完全に準備不足でした。3年ほど前から再トライし始めましたが、途中で著作権フリーの音楽を探して全て撮り直ししたり、いろいろと試行錯誤を繰り返しながら、ようやく編集を終え、とうとう完成となりました。JSDCの生徒さん、アメリカンスタイルに興味がある方に見て頂きたい、ステップの解説も詳しいおススメのDVDです。

Swing・ジルバを踊ろう」。1112月の木曜日クラス終了後22:00より最終電車の時間まで、毎回スタジオを撮影用にポスターや家具を大移動しながら、コツコツと撮影したことを思い出します。JSDCの生徒さんはもちろん、日本で社交ダンスを長く踊られている方にも見て頂きたい、スウィング、ジルバのための永久保存版の一本です。

「ブライダルダンス」は、結婚を控えている新郎新婦、ブライダル関係者、社交ダンス教室の先生を対象に、製作しました。フォトスタジオを借りての撮影は予定のレンタル時間(回数)を大幅にオーバーしましたが、その分内容の濃いものが仕上がりました。本格的なファーストダンスを取り入れたいとお考えのプロの方にも見て頂きたいと思います。

全ての解説(講師)は私ですので、関西弁なまりの変わったイントネーションになってしまっているかもしれませんが、お許しください!

振り付けについて

忙しい作家の方が、原稿に追われるように、私も常に南極もの振り付けを同時進行で行っています。たとえば、現在は6曲を並行して考えています。ブライダルダンスなどの振り付けは、カップルの好みやペースに会わせて考えますので、その場で私がアイデアを出しながら、生徒さんに集中してトライして頂きます。

振り付けをするには、まず曲探しから始めます。これだと思える曲を見つけるには時間が掛かります。映画音楽などの中からいい曲が見つかれば素晴らしいです。抑揚やメリハリがあるか、ポーズやリフトを入れるアクセントになる部分がいくつか入っているか、程よい長さであるか、出来るだけ多くの要素が入っている曲を選びたいです。曲が決まったら、実際に、踊り始める曲のポイントを見つけ、そこから音楽を何度も聞いてアイデアを出していきます。生徒さんのための振り付けの場合は、ご本人にどんなこと(ステップ、ポーズなど)を振り付けに入れたいか伺って行います。

私の振り付けの基本はとにかく音に合わせることです。特にアルゼンチンタンゴを知ってからその気持ちは強くなりました。アルゼンチンタンゴでは、基本になるリズムがあってないようなもので、曲によってかなり違う振り付けになります。また、大変難しく見えながらも、実は比較的やり安いステップが振り付けの中にあると、覚える方は楽になります。

同じ人がいくつも振り付けをしていると(どの分野の芸術でも同じですが)、どこか似たようなものが出てきます。

常に新鮮で皆さんに喜ばれる振り付けを考えて行きたいです。ご期待ください!

 

練習会について

数週間前に、練習会に関するアンケートを行いました。ご協力頂いた皆さん、本当にありがとうございました。アンケートでは、練習会のことを知っていますか、どれくらいの頻度で参加しますか、練習会のどんな所がいいですか、こうだったらいいなと思うところ、などいくつかの質問に答えて頂きました。結果や頂いたご意見は集計して、スタジオで自由にご覧頂けるようにしておりますのでお楽しみ(?)ください。

練習会の良いところについては「運動になる」「習ったステップの復習が出来る」「講師と踊れる」などの意見、もっと「こうだといいなと思うところ」については「もっと講師と踊りたい」「男性がもっと参加して欲しい」「曜日が違うといい」など様々でしたが、今日はいくつかのご意見についてお話させて頂ければと思います。

練習会の良い点のひとつに「レッスンとは違うメンバーと会える」というお答えをたくさん頂きました。これは単純にその時だけの楽しさももちろんありますが、色々な人と会って踊るというのは様々な面で大切なことです。例えば、時々参加するパーティで「誘ってもらえない」と感じる女性がいらっしゃいます。そういう場合、「レベルが足らないから」ということではなく、その場に知り合いや顔見知りがいないということが多いようです。日本の男性は比較的シャイかもしれませんが、知っている人を誘いやすいのは万国共通ではないでしょうか。初めての練習会やパーティで誘われる回数が少ないのは当然です。数を重ねるごとに知り合いや顔見知りが増えて、ダンスに誘い&誘われる回数も増えると思います。

また、ペアダンスでは「リード」と「フォロー」の関係がとても大切ですが、上達の鍵は違うクラスの、違うレベルの人と踊ることです。レッスンではクラスメートが同じステップを学んでいるので、その場ではリードやフォローが殆ど「通じる」と思いますが、他の人と踊ると「勝手が違う」と感じることがあります。そこで自分のリードやフォローの不確かさや正確さを感じることもあります。

アンケートでは「もっと講師と踊れれば・・」と言うご意見も少なくありませんでした。ただ、講師はどんな方とでもレベルを合わせて踊りますので、講師と「上手く」踊れることは実はあまり大切なことではありません。パーティダンスの場合、講師は、皆さんが色々な方と踊れるようにお手伝いをする役割ですので、練習会では生徒さん同士でどんどん積極的に踊って頂きたいと思います(もちろん、時には講師とも踊ってやって下さい!)。

練習会はとても大切で、そして色々なクラスの方が交わる、何よりも楽しい時間であるべきだと考えています。実際に、アメリカのダンススタジオでは、自分のレッスンがない日でも、レッスン後の練習会だけに出席する人も多くいました。JSDCの平日の練習会もそのようにしたいと思っています。また毎月の練習会には、レッスンを始めたばかりの人を含めて全員の生徒さんにお越し頂きたいと考えています。

男性も女性も誰にも遠慮はいりません、たくさん踊ってたくさん上達しましょう!

講師全員で応援します。

新年会

 

1月18日、今回で6回目となるJSDC新年会を有楽町の東宝ダンスホールで開催し
ました。今年もJSDCの生徒さんを中心に45名の方にご参加頂き、VIPルームに
て、飲食を楽しみながら、カラオケ、おしゃべり、そしてダンスは大ホールで、盛りだ
くさんの4時間でした。
昨年までの新年会との違いと言えば、なんと言っても皆さんがダンスホールにいる時間
が長かったことだと思います。これは、皆さんのダンスが上達して、ステップの数も増
え、知っているステップだけで十分長い時間ダンスを楽しめるようになった結果です。
以前からJSDCのパーティに来てくれている外国人の方から、「毎回パーティに来る
たびにみんなのダンスが上手くなっているのが分かります」とのコメントを頂き、嬉し
かったことを思い出しました。
素晴らしいダンスホールと生演奏は皆さんに喜んで頂けたのですが、他の日本の社交ダ
ンスパーティ同様、6種類のダンス音楽しか流れていないのは、アメリカンスタイルを
中心に13種類のダンスをいつも踊っているJSDCの生徒さん達には物足らないこと
もあったかと思います。タンゴでアルゼンチンタンゴ、チャチャチャでハッスル、少し
感覚が違いますが、もしサンバがかかったらサルサも踊ることが出来ますよ、と事前に
お伝えしましたが、十分楽しまれたでしょうか。生徒さんに人気のウインナーワルツな
どが流れれば、大きなダンスホールなだけに更に楽しめたのではないかとも思います。
また、どのパーティに参加しても生徒さんのマナーが素晴らしいのでとても嬉しく思い
ます。ダンスパーティと言っても、特別なきまりがある訳ではなく、年齢を話題をしな
い、ステップを無理に教えない、汗やにおいに気をつけ清潔を保つ、など、相手のこと
を考え自分に当てはめて考えれば理解できる範囲のことです。
これからもクラスで十分に練習をして、パーティで楽しみましょう!

ペアダンスの素晴らしさ

 

年末年始を迎えて、仕事もダンスもちょっとお休み、という方もいらっしゃると思いますが、ここで改めてペアダンスの素晴らしさについてお話したいと思います。

ダンスは、音楽を聞いて、それに合わせて体を動かすと言う単純なことのようですが、それだけではありません。全身を動かすこと自体、健康につながりますし、横へ動いたり後ろへ下がったりもしますので、日常生活で使わない足の横側や後ろ側の筋肉も程よく鍛えられます。もちろん、動く量やダンスの種類にもよりますが、殆どの人は自分に合った適量のダンスを踊っているように思います。ダンスは、ジムでのエクササイズやジョギングなどの一人で黙々と頑張るものと違い、音楽に合わせて楽しさを感じやすいせいか、時間もあっという間に過ぎていきます。仕事と仕事の間の一時間、レッスンで気分転換して、頭をすっきりさせて、また、仕事に戻る人もいらっしゃいます。必要なものはシューズくらいでしょうか。週に1回や2回のレッスンでしたら、いつも履いている靴でも問題ありません。かかる費用はレッスン料くらいです。JSDCでのグループレッスンは一時間一回2,000円です。

また、ペアダンスは色々な人と踊りますから、友達や仲間が出来ます。JSDCのグループレッスンで知り合い、ご結婚されたカップルもいらっしゃいます。ペアダンスに言葉は必要ありませんので、世界中の人とどんな年齢の人とでも楽しめます。そして、二人で踊りますので、人への気遣いの心が自然と養われ、相手を不快にさせないマナーも身につきます。そして姿勢もよくなり、不思議と自信が湧いてきます。

「スポーツ」、「芸術」、「社交」、などダンスの捉え方は自由です。2009年もこんな素晴らしいダンス、是非続けてくださいね。


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