第8章 社交ダンスとマナー

ペアダンスを踊る時の(基礎)

今月はペアダンスを踊る時のマナーについて♪ステップよりも大切です。

   1、 女性に年齢を聞かないで下さい。また、女性の年齢のことを冗談にするのはタブーです(先進国の中では、日本だけではないでしょうか)。        

   2、 女性をエスコートする時は、下から手を取りましょう。上からだと、「強制的に連れて行く」意味になります。

   3、 パーティなどで踊っている途中に、空いている場所を見つけても、組んだまま移動せず、いったん止まってから、移動して、また踊り始めましょう。

   4、 ステップを相手に教えようとしないでください。「教え魔」は、得意になって教えたがりますが、殆どの場合、相手はしらけてしまいます。尋ねられた時だけ、丁寧に見せてあげましょう。

   5、 踊っている最中、人にぶつかったら、謝りましょう。

   6、 「踊りましょう」と誘われ、断る場合は、相手を傷つけないように言葉を選びましょう。また、出来るだけ快く、申し出を受けましょう。

年齢の話題

今回は「年齢の話題」についてです。日本では、TV.新聞などで名前が掲載される際、
殆どの場合、名前の後に年齢も書かれます。TVのインタビューなどでも、「おいくつで
すか」という質問が少なくありません。「失礼ですが・・・」と、時々付け加えてはい
るものの、多くの場合、あまり抵抗なく質問しているように感じます。

一般に西洋では、人に、特に女性に年齢を聞くのはマナー違反だとされています。アメ
リカでは、履歴書にも年齢は書きません。国によっては1歳でも年齢が違うと言葉使い
を変えたりする習慣があり、ある程度親しくなれば年齢をお互いに聞き合う必要性があ
るかもしれません。しかし、初対面や聞く必要のない場合は、どの国・文化でも同様で
はないでしょうか。

ダンスのレッスンやパーティをはじめ、色々な場所で、その人のことを思いやったり気
遣いをする上で、相手の年齢は一つの目安になるかもしれません。でも、正確な年齢を
聞く必要は殆どの場合はないと思いますので、特に女性には興味本位で聞くことがない
ようにして頂ければと思います。自分で年齢を言う場合以外は、聞かれてあまりいい気
分がしない人の方が多いのではないでしょうか。

男性、女性を問わず、少しでも若く、そして美しく見られたいものです。ダンスを続け
て、どんどん若返りましょう!

パーティでの誘い方、誘われ方

今回は「パーティでのダンスの誘い方・誘われ方」についてです。

パーティはレッスンや練習会と違い、いつもと違う場所でオシャレをして、飲食・おしゃべり、そしてダンスを楽しむ所です。やはり女性は色々な男性に誘われて踊りたいものです。踊りたい女性は、音楽が流れ始めたら、出来るだけおしゃべりをしないで、男性から誘われるのを待つのが良いかと思います。男性が誘おうとする時、女性が他の人と話をしていたり、何か別の事をしていると、男性は《今、この方は踊りたくないんだな》と判断し、その人以外の人を誘おうと思いがちです。また、女性も疲れていたり、お手洗いに行きたい時など、その時踊りたくない場合は、男性への優しい断り方もいくつか考えておくと良いでしょう。女性から男性を誘うのもいいのですが、何度も…となると敬遠する男性もいるようです。

男性は【紳士】になって、出来るだけ多くの人を誘って頂きたいです。そして女性から誘われた時は、出来るだけ断らずに踊って下さい。女性から男性を誘うのはとても勇気がいることです。

パーティに行って、とても楽しい時間を過ごせたと思えるように、ほんの少しいつもより気を使って楽しんでみましょう。

エチケット・マナー

 

最近JSDCでは、クラスやパーティでのマナー、エチケットについての話がよく出ている
ようです。
例えば、ホールドする時の男性の手の位置。女性の肩甲骨の少し下辺りにあるはずが、
ずっと下の腰の方や正面の胸の方に動いたりと、女性にとっては心地良いものではあり
ません。ステップに一生懸命かもしれませんが、男性の皆さん気をつけてみて下さい。
また、口臭、汗、タバコのにおい。ダンスの前はニンニクなどが入っているものを食べ
ない、ガムやキャンディを口に入れておいたり、何度かTシャツを変えるなど、対策は
いくつかあります。
次に、女性から男性への、ステップやリードに関するコメント。女性は男性を思っての
コメントやアドバイスをすることがあるかもしれませんが、その前に男性の表情をご覧
下さい。一生懸命な時の女性からのアドバイスは、有難い場合よりも不愉快と感じるこ
との方が多いようです。更に、混乱することが殆どです。男性は①ステップをする②リ
ードをする③次のステップを考える④周りを見て他の人達とぶつからないように動いて
いく、などとても忙しいです。また、一般的に女性の方が男性よりステップを覚えるの
が早いのです。
「男性が少ない」「誘ってもらえない」「もっと踊りたい」など女性のコメント、本当
の気持ちだと思います。ただ、もともと男性が少ない社交ダンスの世界です。いいリー
ダーを育てる意味でも、本当に相手を思っての言動を是非お願いしたいと思います。も
ちろん、これは逆の立場でも同じです。
お一人お一人の思いやりで、皆さんが心地よく踊れる環境を作って行きたいものです。

男性への思いやり

 

現在JSDCではたくさんのクラスを開講しています。平日は毎日開講の社交ダンス、アルゼンチンタンゴの他に、キッズ、シニア、視覚障害者、プロのダンサーのためのクラス、ストレッチ、ピラティスなどです。

ニューヨークから東京に移り4年が経ち、ここまでクラスが増えましたが、男女の比率でいうと日本はやはり女性が多いです。日本と欧米の文化の違いでしょうか。

さて、その少ない男性ですが、リード役であり、周りの状況を判断して女性を人のいない場所へリードし、次のステップを考える、など女性よりも何倍も大変で重要な役割を果たしています。グループレッスン内でも同じです。同じグループの中の男性に上達して頂きたい気持ちで、女性が男性を注意したり、ステップを教えたりして差し上げたい気持ちも分かりますが、是非、その時は男性に技術的に&精神的に余裕があるかどうか様子をみて丁寧にお願いいたします。決して講師と比べないようにしてください。踊れる男性を温かく育てることが女性の役割でもあります。

パーティでの過ごし方

 

JSDCでは、新年会、アニュアルパーティ、サマーパーティ、ハロウィンパーティ、クリスマスパーティの五つの大きなパーティと、ブライダルダンスのデモを行う小規模のサロンdeパーティを年に4回、そしてパーティに備えた毎月の練習会(プラクティスパーティ)を行っております。今回は、パーティでの過ごし方についてです。

ドレスは出来ればそのパーティに会ったものが良いのですが、基本的に清潔であれば何でも構いません。でも時には気分よくおしゃれをしたいものです。決して、他の方を気にせず自分流のおしゃれをしてください。

また、出来るだけ多くの人と踊りましょう。そして踊るときには相手と会わせて踊って下さい。自分の技を披露するよりも相手と楽しんで踊ることの方が大切です。相手が出来ないステップは避けて、簡単なステップから少しずつ難しいステップを試していくと良いでしょう。パーティは楽しむためのもので、ステップを習うためのものではありません。特にJSDCではアメリカンスタイルを中心にレッスンやぱてーぃを行っていますが、パーティで競技用のステップを教えようとしている方を見かけます。技よりリードが大切です。みんなが心から楽しめるパーティをこれからも作っていきたいと願っています。

パーティに親しむ

 

アメリカンスタイルの社交ダンスは、世界中のパーティで使えるスタイルです。日本で「社交ダンス」をしばらく習ったのに、海外のパーティでは全然使えなかったという感想を聞くことがありますが、せっかくダンスの楽しさを知っていても、外国で通用しないのは残念なことです。

   私が2003年にアメリカから帰国し、日本でこのスタイルを広げていこうと考えた時に、どうしても欠かせないと思ったのは「レッスン以外でも、皆さんがパーティ(のような雰囲気)で気軽に踊れる環境を作っていく」ということでした。ジャパンソーシャルダンスクラブ(JSDC)では、一年に3回の大きなパーティ(ドレスアップのアニュアルパーティ、夏の名物サマーパーティ、仮装のハロウィンパーティ)と、2-3ヶ月に一度のサロンdeパーティ(毎回テーマカラーを取り入れた服装での小規模のパーティ)、そして毎月のプラクティスパーティ(普段どおりの服装でパーティ形式の練習会)を開催しております。その他、東宝ダンスホールでの新年会、野外でダンスを楽しめる夏のバーベキューパーティ、今後はクルーズでのパーティも企画したいと考えています。

   パーティで踊って頂きたいのはもちろんですが、「パーティ」という文化自体にリラックスして慣れ親しんでもらいたいと思っています。海外でパーティに誘われた時でも自信を持って気軽にご参加いただけると思います。私もこれから皆さんをパーティにお誘いして参りますので、是非積極的にご参加ください。


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