第6章 ニューヨークの社交ダンスレッスンやパーティ

パーティの種類

パーティが日常的に行われる欧米諸国ですが、アメリカ人のパーティ好きも有名です。日本と同じように祝う、誕生パーティをはじめ、出産を控えたママを祝う女性のみ参加のベビーシャワー、結婚式の前夜に新郎とその友人の男性だけが参加して独身最後の夜を祝う(?)バチェラーズパーティなど様々です。

もちろんダンスパーティも数多く存在します。代表的なものは、新年のカウントダウンパーティで、1231日の夜行われますが、ダンスをしながら最後の夜を楽しみます。年が明ける瞬間を一秒ずつ数えながら迎え、その瞬間には全員で“A happy new year!”と叫びながら、周りの人々にキス&ハグをします。そして引き続き朝まで、会話&踊りを堪能します。また、高校生最後の年にプロムというダンスパーティにボーイフレンド&ガールフレンド、またはその日のパートナーと共に参加します。きちんとドレスアップをして、男の子が女の子の家まで車で(アメリカは16歳で車の免許が取得できます)迎えに行くことが多いようです。アメリカではダンスを踊ることは、「たしなみ」と考えられており、若い時から、パーティでのマナーを身につけることが社会に出るための準備の一つになっています。ダンスパーティで、知り合いをダンスに誘うこと、誘われたらそれを快く受けること、も大切なマナーですよね。また、結婚披露宴でも新郎&新婦による初めてのダンス、ファーストダンスの後は、参加者全員が踊ってお祝いします。クリスマスダンスパーティはもちろん、ハロウィーンでの仮装ダンスパーティ、夏の野外でのスイングやアルゼンチンタンゴのパーティのほか、デビュタントボールという、その地域でも、経済的に、そして家柄が認められた家庭に育った子供たちが大人として社交界にデビューするためのパーティでは、大ホールでダンスを披露して家族も一緒にそれを祝うなど、数え切れません。ちなみにこの様なパーティで、競技会用のスタイルで踊ること殆どなく、決まった振りにとらわれずに自分の好きなステップを、その時の気分、そして相手に合わせて踊ることが出来ることも、ダンスパーティを楽しむ鍵となっています。皆さんもいろんなパーティを体験して、ダンスパーティを更に楽しみましょうね。パーティであなたと踊るのを楽しみに待っている人々のためにも

バレンタインパーティ

 バレンタインといえば、日本では女性から男性に、チョコレートとともに愛の告白の日・・・とのことですが、欧米ではカップルならむしろ男性から女性にバラの花やチョコレートやプレゼントなどを贈ります。そして、夫婦間ではもちろん、親子でも日ごろの「愛」を表すためにカード(子供達は愛情たっぷり手作りカードを幼稚園や小学校で作ることが多いです)やプレゼントを贈り合います。しかし、カップルがロマンチックになるのは世界共通です。男女ペアで行うダンスはこの季節にぴったりですので、NYなどでも全ての社交ダンス教室がテーマカラーなどを決めてバレンタインのダンスパーティを行います。JSDCでももちろん行います!愛情たっぷりのピンクを身に着けて、お友達と、お一人でもご参加ください。踊って心身ともに温まりましょう。

社交ダンスの種目について

今回は、社交ダンスの種目についてです。日本でいわゆる「社交ダンス」と呼ばれるものと、JSDC扱うアメリカンスタイルの社交ダンスって、どんな風に違うのだろう?と思ったことはありませんか。日本で社交ダンス(競技用)は、

モダン5種目

ワルツ、スローフォックストロット、タンゴ、クイックステップ、ウィンナワルツ

ラテン5種目

ルンバ、チャチャチャ、パソドブレ、サンバ、ジャイブの全10種目。

 

    これらの競技用ダンスに対して、アメリカンスタイルの社交ダンスでは、

モダン4種目

ワルツ、フォックストロット、タンゴ、ウィンナワルツ

ラテン5種目

ルンバ、チャチャチャ、マンボ、ボレロ、スィングの全9種目。

 

パーティダンスを中心に行うJSDCでは、アメリカンスタイルに加え、リンディホップ、ハッスル、サルサ、メレンゲ、アルゼンチンタンゴクラスがあります。

音楽について

 

アメリカなどのダンスパーティでは、主催者もゲストも音楽をとても大切に考えます。ただ、踊ればいい、リズムが取りやすければいい、という選曲なんてしてしまえば、参加者の気持ちも盛り上がらず、ゲストはあっという間に帰ってしまう可能性もあります。「いい曲」かつ、「踊りやすい曲」でなければいけません。JSDCでも、レッスンや練習会、パーティの選曲にいつも真剣に取り組んでいます。日本だけでなく、世界の国々には、人気のある、いい曲がたくさんあります。この全てをダンス用に使えれば、こんなに嬉しいことはないのですが、リズムが取りにくい、リズムが取りやすくてもスピードが速すぎる(遅すぎる)、イントロが長すぎる、などの確認がダンスのための選曲の場合、大切になります。

先日、生徒さんに、練習会やパーティで掛ける曲のリクエスト頂きました(ありがとうございます!)。皆さんのご意見はとても貴重で参考になりますので、これからも、どしどしリクエストをお待ちしております(踊りやすいかどうかはその後、検討させてください)。その場合、音源(CD,MD)も一緒にお持ちください。出来るだけ皆さんが踊って楽しい、または聞くだけでも楽しめるものをどんどん取り入れて行きたいです。よろしくお願いいたします。

ダンスを踊る場所

 

今回は、レッスン以外で「ダンスを踊る場所」についてです。
私が知っている踊れる場所はニューヨークと東京が殆どですが、東京なら東宝ダンスホ
ール(JSDCの新年会を毎年開催する会場です)、新宿ステレオホール、新世紀ダン
スホール、そしてホテル内のダンスホール、小さいものになるとダンスパブと呼ばれる
カラオケが歌えて社交ダンスも踊れる場所などたくさんあります。
NYの場合は、日本のように社交ダンスだけをしっかりと踊れる場所はあまりありませ
ん。各ダンススタジオが定期的に(毎週、毎月)開催するパーティで踊るというのが主
流です。ロッカフェラーセンターのビルの最上階にある「レインボールーム」のような
ダンスフロアを備えたレストランはいくつかありますが、ダンスをしっかり踊るという
より、ダンスは軽く楽しみながら食事をするという感じです。
この東京とNYのダンスホールや踊り方の違いは、競技用スタイルを踊るか、アメリカ
ンスタイルを踊るかの違いから来ていると思いますし、言い換えるとスポーツダンスを
するかソーシャル(社交)ダンスを楽しむかの違いでしょう。
社交ダンスに比べ、アルゼンチンタンゴ、サルサ、スウィングなどは、それぞれ独自の
愛好家がいますので、東京でもNYでも大きな違いはなく、それぞれのダンスだけを踊
れるクラブやレストランがいくつもあります。
ちなみに最近の中国では、太極拳に加えて社交ダンスを早朝や夜の公園で健康のために
楽しむようです。
文化やスタイルの違いでダンスを踊る場所も様々で興味深いものです。

秋のイベント

 

お盆も過ぎ途端に涼しくなった今日この頃。過ごしやすい秋に入った気分になります。秋から冬にかけては一般にイベントが多い時期でもあります。アメリカでは、9月にインディアンサマーと呼ばれる暑い夏の日が幾日か戻って来ますが、10月の終わりのハロウィン、11月の最後の木曜日のThanks Giving Day、そしてクリスマス、とみんながウキウキした気分になる季節です。私が何度も訪れたメキシコなどの中南米では12月は毎日がパーティだと聞いたこともあります。

日本では体育の日、文化の日、そして大晦日や正月などを迎えますが、何年か前からダンスの日(1129日)というのが出来ました。祭日ではないので、みんながイベントに参加できるかどうか分かりませんが、JSDCでもただ今イベントを企画中です。

JSDCでは96日(日)のサロンdeパーティ、20日(土)のバーベキューパーティ、10月26日(日)のハロウィン(コスチューム、そろそろお考えですか?)126日(土)の初めてのラテンバンド入りのクリスマスパーティを予定しています。もちろん毎月行う練習会やタンゴプラクティカもありますので、皆さんのカレンダーにしっかり記入しておいてください。

来年の年末年始にはクルーズを企画中で、ぜひ実現したいものです。

皆さんももっともっとダンスイベントに参加して、更に若くて健康になることを楽しんでくださいね。

野外イベントについて

 

今年の夏も暑いですね。ニューヨークでは8月の暑さに関わらず、野外でのイベントがたくさん開催されます。リンカーンセンターの周りではたくさんのダンスなどパフォーマンスや、噴水前の広場にバンドとダンス用のステージが設置され、一ヵ月間、毎日バンドやインストラクターが入れ替わり、ミニレッスン、ショータイム、ダンスタイムが行われます。このイベントはミッドナイトサマースウィングと呼ばれ、週末はサルサとスウィングが中心となり、ステージの外にはみ出て踊る姿が見られます。リンカーンセンター以外でも、例えばセントラルパークや色々な場所で、アルゼンチンタンゴやサルサ、スウィング、社交ダンスが踊られます。

   日本は湿度が高いせいか、野外でのイベントは、サルサくらいしか聞いたことがなく、他のダンスを踊る話はあまり聞きません。JSDCでは9月の中旬に毎年バーベキューパーティを行います。今年は去年と同様にお台場潮風公園にてバーベキューを楽しみながら冷たい飲み物で乾杯します。4時から7時までで、最後までいらっしゃる方は、暗闇でのダンスも楽しめます!是非皆さんもご参加下さい!

真夏の夜のスウィング

この季節、ニューヨークではスウィングファンがそわそわしています。67月中の1ヶ月間、マンハッタンにあるリンカーンセンターの前の広場で毎晩「Midsummer Night Swing(真夏の夜のスウィング)」と呼ばれるイベントが開催されるからです(今年でなんと17年目)(。毎晩生バンドが遅くまで演奏を続け、それに乗って夜中まで踊ると気分は最高です。将来、日本でもそんな気軽なアウトドアのペアダンスイベントを行いたいと思っています。(2005年7月)

「ブライダルダンス」

今回は「ブライダルダンス」について!国際化が叫ばれる今、皆さんもこれから欧米スタイルの結婚式に招待されることがあると思います。日本の儀式的意味が色濃い披露宴とは違い、「食べて飲んで踊って」楽しむスタイルが主流です。結構式を控えたカップルは、数ヶ月前からダンスレッスンでお気に入りの曲に合わせて「ファーストダンス」の練習をします。これを式の当日、ゲストに愛の証明として披露するのです。その後はゲスト全員がお互いに誘い合い、ワルツやフォックストロットなどの音楽に乗って、心行くまでパーティを楽しむことで新郎新婦を祝福します。日本でもこの文化が広がると、ウェディングが何倍も楽しくなりそうですね。

ダンスツアー

「ダンスツアー」をご存知ですか?文字通り、ダンスを踊ることを目的とするツアーですが、私はニューヨークから10日間の「アルゼンチンタンゴツアー」に参加しました。首都ブエノスアイレスで、毎日朝から夜まで、世界的に有名な講師によるタンゴレッスンを受け、本場のタンゴショーを見たりするものです。今や世界各地で有名なインストラクターのレッスンを取り、ビデオでステップを学ぶことが可能になっていますが、やはり、「あたりまえ」にタンゴが生活の中にある本場では、雰囲気も違いますし、毎日のように色々な場所でタンゴに触れることができます。また、ダンスの誘い方も、日本やニューヨークと違います。男性が女性を誘うことはどこでも一般的なのですが、アルゼンチンでは男性がウインク、または熱い視線を女性に送り、それに女性が微笑んだり、視線で答えたりすることで「成立」します。日常にペアダンスがある国ならではの習慣ですね。皆さんも次のパーティで「熱い視線」で誘い、誘われてみては?


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